変化する住へのこだわり 過去現在
変化する住へのこだわり 過去現在

和の心

外国人に日本人のイメージを聞くと、いまだに忍者や侍、チョンマゲを挙げる人がいます。
日本のテレビ番組が影響しているのかもしれません。
今では寿司やラーメン等と結びつける人も増えています。
いわゆるジャパニーズフードでしょうか。
日本の教育の中で日本の良さや日本文化を他の人に伝えるということはあまり習わないようです。
そのため、自国に対する知識や理解が少ない為、外国人とコミュニケーションをとる時に自国をうまく説明することが出来ません。
国際化が叫ばれますが、自分の国を知らずに真の国際化はありません。
和の心として、オリンピックのプレゼンテーションでおもてなしが取り上げられていたことは記憶に新しいと思います。
おもてなしで連想されるのは日本の住まいです。
昔ながらの日本家屋は減っており、庭は西洋風のガーデニングになっており、室内もフローリングになっていたりします。
生活が西洋化しており、その方が使い勝手がよく、おしゃれに思えるのかもしれません。
また、部屋も狭いので、使いにくい和室を設けるのが贅沢になっているのかもしれません。
昔は団地などの集合住宅も畳の部屋でした。
しかし、今ではバリアフリーのフローリングになっています。
しかし、和の心を除いて考えても畳は日本の気候風土に合ったものであることが分かります。
夏は涼しく、冬が暖かく感じるのは畳の吸湿効果が大きいと言えます。
湿度が高い日本では畳があっているのです。
また、大勢が来たときに直に座ることが出来るので融通が利くのも優れたところです。
もちろん、畳は手入れが必要であり、畳返しが必要になります。
最近ではホームセンターで畳返しを請け負ってくれるところもあるようです。
畳がない生活をすでに7年近く過ごしていますが、畳が恋しくなる事があります。
いつでも横になれる気軽さやモノを気にせずにおける利便性は優れていると思います。
畳があるだけでは和の心とは言わないかもしれませんが、外国人が来て、畳がなかったら、日本の家と説明しにくく感じるかもしれません。
贅沢な話ですが、小さいながらも和風の庭があり、和室には床の間があって、花や掛け軸があり、畳の部屋に直に座り、お箸を使って和食を食べる。
昔の人からしたら何の変哲もないことですが、それが日本らしいのかもしれません。
日本人は多様性があると思います。
好みも多様ですから、家の中や外もいろいろです。
その中で、昔ながらの日本の住まいが残るのであれば、それは素晴らしいことではないかと思います。

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