変化する住へのこだわり 過去現在
変化する住へのこだわり 過去現在

変化する住へのこだわり

衣食住のどれにこだわるかは人によって違います。
ちなみに我が家はそのうちのどれに執着があるかときかれれば、これといったものはありません。
どれにも平均的にお金をかけているように思います。
つまりどれか一つをとくにこだわっているわけではないといえます。
しかし神奈川に住む夫の父親は住まいに関してはそうとうのこだわりをもっています。
着るものに関してはまったくといっていいほど無頓着で、家族がかってあげないと、穴があくまで着ています。
その代わり住まいには関心がとても高いのです。
ローンを組んでかったマイホームが自慢です。
自分の城といった感じです。
そのためはたからみれば普通の家なのですが、かなり愛着があるようです。
特に男性にとってマイホームを持つのはステイタスの証のようになっています。
借家住まいだと肩身が狭いという人もいます。
不景気の時代ですから、マイホームを手に入れるのも簡単なことではありません。
最近は中古の家を購入してリュースするのが流行しているようです。
ほとんど原型をのこさずに変身させる場合もあるようですが、それでも新築をたてるよりははるかに安い値段で家が手に入るのです。
一昔前はそれほど住まいに対しての要求はたかくありませんでした。
もともとヨーロッパやアメリカなどとちがってインテリアの概念が根付いていません。
インテリアという言葉が日本に入ってきたのはおそらく戦後だと思われます。
日本の伝統家屋には床の間があり、そこに掛け軸や花またツボなどを置く習慣がありました。
あえていうなら日本のインテリアの原点だといえるでしょう。
しかし床の間に飾り物をするのには宗教的な由来があったという説もあります。
つまりインテリアの要素というより神様にたいする儀式や習慣と関係があったのかもしれません。
そのように日本にはもともと部屋を美しく楽しくくつろげるところにする習慣はなかったのです。
それが戦後欧米の文化がはいってくるようになり、インテリアという概念が登場してきました。
家が雨露をしのぐところのみならず、居心地のいい場所にしたいという願望がでてきたのです。
確かに家は夜寝るだけのところではありません。
最もリラックスして充電するところですから環境はとても大切です。
またこれも習慣の変化と関係しますが、家に友達をよんでホームパーティーを行うようになり、自然と人が集まりやすいデザインの需要が高まっています。
住まいに対する人々の要求や願望は時代と共に変化してきたのです。

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